蓼科笹類植物園【笹離宮】

代表取締役の柏木治次が理事を務めている長野県茅野市【蓼科笹類植物園(笹離宮)】では、
竹笹の植栽に関する造園施工をさせていただきました。

また、現在も園内すべての竹笹の維持管理をさせていただいております。

ー世界一の笹類植物園へー　

大泉理事長から蓼科笹類植物園の話を伺い、全面的な協力を願い出て標高の高い蓼科へ富士竹類植物園から笹を移植しました。

富士竹類植物園の笹は近年の温暖化の影響により、寒冷地を好む種類の笹の中では生育の悪いものが増えており、
希少な品種が失われる恐れがあったためです。

蓼科笹類園には約100種種類の笹が植栽されていますが、その内約50種は富士竹類植物園から移植されたものです。
その他は柏木自ら全国各地から3～4年かけて様々な希少な笹を集めました。

笹を気候の違う土地から植え替えて育てること、品種の異なる笹を同じ環境下で管理することは非常に難しいことでした。
しかし竹笹の鑑賞用としての魅力や日本文化を語る上で欠かせない資源的価値を伝えていきたい、
日本原産の竹笹にいつでも触れられる場所を残したいという想いから細心の注意を払い移植を行いました。

これからも管理・サポートを行い、蓼科笹類植物園・富士竹類植物園が竹笹文化の発信地となるよう竹笹の魅力を伝えていきます。

Before